知らなかった、、、 トイレの「小レバー」が必要な理由
トイレのレバーって大、小に分かれていますが、その使い分け方って知っていますか。
・用をたす違いで、大、小に分かれているのでは?
・でも使っているのは圧倒的の大レバーの方だよね…
という方が意外に多いのではないでしょうか?
そこで、この記事ではトイレの大、小のレバーがどういう理由で分かれているかを解説しています。これを読むと節水の効果的な方法が短時間で分かります。
■トイレのレバーの大、小の違いは?
結論からいうと、トイレのレバーの正しい使い分け方は、
・大きな用をたす場合に「大レバー」を
・小さな用をたす場合に「小レバー」を
使います。
それでも長い生活習慣から、小でも大レバーを使い出したことで、私たちは正しい使い分けを忘れてしまっています。現在でも、小さな用をたす際に小レバーを使う人は、どちらかというと少数派でしょう。
■小レバーには「ホールドタイプ」と「ノンホールドタイプ」がある
なお、小レバーには「ホールドタイプ」と「ノンホールドタイプ」があることは知っていましたか?
正確には、1980年代後半ごろを境に、ホールドタイプからノンホールドタイプにトイレの小レバーが変わっていきます。
二つの違いを簡単にいうと、古いトイレについているホールドタイプは、レバーを回している間だけ水が流れる仕組みで、ノンホールドタイプは回した後にも軽い感触が残ります。
すでにお分かりのとおり、ノンホールドタイプは小レバーでもトイレットペーパーが流れるように作られているのですね。私たちが小でも大レバーを使う理由は、ホールドタイプの小レバーでは、女性はトイレットペーパーが流れないことが多いからです。
■レバーは正しく使い分ければ節水には貢献する
金額にするとそれほど大きな差はないのですが、やはりレバーは正しく使い分けた方が節水には貢献します。
大レバー使用時は8リットル程度、小レバー(ノンホールドタイプ)使用時は6リットル程度の水が流れるといわれます。その差はおおよそ2リットルですから、年間で1,000円から2,000円程度節約できます。
けれども一度大レバーを使い出すと、二度水を流す場合でも小レバーで良いのに、クセで大レバーを使うようになります。やはり大レバーと小レバーを使い分けた方が、僅かですが節水には役立ちます。
さらに言うと最近のトイレは、大きな用をたす場合でも以前の半分以下の水で、事足りるように作られています。こうなると、年間で1万程度の節水効果がもたらされることもあるようです。
リフォームの際、新機種のトイレで、どのぐらいの流水量で足りるのかチェックしてみると面白いでしょう。
■まとめ
この記事のポイントです。
・トイレのレバーの正しい使い分けを知る
・レバーは正しく使い分けると節水に貢献する
・最新のトイレはさらに節水型!
普段気にすることも少ないトイレのレバーですが、正しく使い分けると節水につながることが分かるでしょう。今日からレバーの使い方を気にしてみませんか。